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機関誌 

滋賀「県身協」第148号 ( 2025年4月 発行)

※このページは、機関誌・発行物をテキスト化したものです。データは、下記リンクからダウンロードが行えます。

PDF版 [7MB] PDFファイル

<表紙>共生社会の実現に向けた取り組み【啓発イベント】
小さな福祉用具(自助具)の体験の様子

協会からのお知らせ・報告…………………Page.2~3
令和6年度障害者施策に関する要望書に対する回答………Page.4~5

編集発行 公益財団法人 滋賀県身体障害者福祉協会

〒525-0072 滋賀県草津市笠山八丁目5番130号
電話:077-565-4832 / FAX:077-564-7641
info@kenshinkyo-shiga.com
https://www.kenshinkyo-shiga.com

印刷:社会福祉法人いしづみ会
指定障害福祉サービス事業所いしづみ

令和7年度の当協会の基本方針・主な事業を紹介します

障害の有無にかかわらずお互いに尊重し、認め合える社会「共生社会」の実現に向けて、次の基本方針のもと取り組みを進めます。
1.障害者自身も相手を思いやり、お互いに認め合い、社会に貢献できるよう取り組みます。
2.「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」開催を機に協会の活動をアピールし、活動の賛同者を増やし共に活動できるよう取り組みます。
3.自然災害時の防災減災対策や働くための環境整備など、障害者が取り残されないよう取り組みます。 

主な事業等は、次のとおりです。
1.障害者施策要望の実施(県知事等)
2.関係機関等が開催する委員会等への参画
3.身体障害者福祉大会の開催と参加支援
4.滋賀県障害者社会参加推進センター事業
5.身体障害者相談員研修会の実施と参加支援
6.青壮年部活動の充実強化
7.当協会会長表彰の実施
8.機関誌「県身協」の発行
9.ホームページやSNS等を活用した情報の発信と提供
10.滋賀県立障害者福祉センターの運営と事業開催
※令和7年度事業計画をホームページに掲載しています。詳細はホームページからご確認ください。

青壮年部コーナー

昨年度、組織強化について検討を重ねた結果、「共生社会をめざして、一緒に活動する仲間づくり」が重要と考え、障害のあるなしにかかわらず、一緒に活動する仲間づくりに向けて取り組みます。
また、HPやSNS等を活用し、より多くの方にリアルタイムに情報を発信できるよう、取り組んでまいります。  
その第一歩として、青壮年部の役員限定でLINE公式アカウントを作成し、情報共有や意見交 換等で試行を重ねているところです。初めての取り組みのため、手探りで模索しながらですが、今後皆様にも登録いただき、青壮年部からの情報をお届けできるよう取り組んでまいります。

協会からのお知らせ・報告

【お知らせ】協会のホームページがリニューアルしました!!

令和7年4月1日、当協会のホームページが新しくなり、これまでより、写真や文字が大きく見やすくなりました。
当協会からのお知らせや事業等の募集・報告など、これまで以上にホームページを活用して情報を発信し、皆様に当協会のことをより一層知っていただけるよう取り組んでまいります。

【お知らせ】第70回日本身体障害者福祉大会かながわ大会が開催されます

第70回日本身体障害者福祉大会が、コロナ以降6年ぶりに参集型で開催されます。この大会は、当協会が加盟する日本身体障害者団体連合会の2025年度の活動方針を決定するとともに、今後の障 害者施策について協議し、障害者の自立と社会参加、福祉の増進を図ることを目的に開催されます。

日 時 6月12日(木)9時40分から12時00分まで
会 場 パシフィコ横浜ノース(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-2)
内 容 ①大会式典 
     ②講演会
参加者 約2,000人

【報告】滋賀県から「障害者施策に関する要望書」に対する回答がありました

滋賀県知事ならびに県の関係する部局へ提出した要望書に対し、回答がありましたので報告します。

要望1 障害者差別解消法と滋賀県障害者差別のない共生社会づくり条例の啓発

(要望の具体例)
①「合理的配慮の提供に関する助成制度」の内容を拡充し、周知啓発されたい

② 県立施設や関係機関に点字プリンターや遠隔手話通訳専用タブレット等情報コミュニケーションツールを整備されたい

③SNS等直接個人に発信できるツールを効果的に活用して、法や条例を継続的に啓発されたい

④学校教育において、地域の障害者との交流体験をとおした心のバリアフリー(思いやり)教育を充実されたい

(回答)
①本助成制度については、コミュニケーションツールの作成をはじめ、合理的配慮の提供に資する物品の購入や工事の施工、研修等の開催等に係る経費を広く助成対象としているところです。より多くの事業者の皆様にお使いいただけるよう助成内容を検討してまいりますので、具体的な要望等 があればぜひご提案ください。また、本助成制度のホームページへの掲載をはじめ、共生社会づくりフォーラムや事業者へのチラシ配布等、広く周知啓発を行っているところですが、今後も引き続き周 知啓発に努めてまいります。

②各県立施設や各関係機関に情報コミュニケーションツールを整備することは困難ですが、ICT技術の進展によりスマートフォンやタブレット端末用の様々なアプリ等が開発されるとともに、公共インフラとして電話リレーサービスの提供が開始されるなど、障害者のコミュニケーションを支援する機器やサービス等が登場しています。県としては、障害のある人もない人も円滑にコミュニ ケーションがとれるよう、こういった機器やサービス等の周知に努めてまいります。

③県のホームページをはじめ、共生社会づくりフォーラム等により、広く県民に対して法や条例の 周知を行っています。特に、学校や事業所、関係団体に対する出前講座においては、障害当事者に講 師を依頼するなど、直接個人に対してより障害理解につながる手法による周知を行っています。ま た、事業所を対象に共生社会サポーターを募集しており、直接事業所に対して共生社会に係る説明を 行っています。併せて、今後はweb滋賀プラスワンや県公式SNSを活用し法や条例の啓発を実施してまいります。

④小・中学校では、総合的な学習の時間や特別活動において、障害のある方を学校に招き、車いすやアイマスク、点字、手話などの体験をしたり、講演を聞いたりして、障害者理解や共生についての学習に 取り組んでいます。また、高等学校では教科「家庭」や「公民」において、すべての生徒がノーマライゼーションの理念や ユニバーサルデザインなど、共生社会に必要な考え方やあり方について学んでいます。高等養護学 校が併設された高等学校などでは、双方の生徒が実習や学園祭、部活動等を共に行い交流する中で、 相互に教え合い、支え合うことを通して、相互理解を深め、共生について学んでいます。また、特別支援学校や近隣の作業所へ出向いて、交流を行う取組をしている学校もあります。このような好事例の周知に努めてまいります。

要望2 避難行動要支援者への実効性のある避難支援体制と避難所の整備

(要望の具体例)
①県下全域(各市町)で避難行動要支援者の個別避難計画を策定し、避難支援に関する内容等の情報を共有できるようお願いしたい

②県下全域(各市町)の福祉避難所に車いす用仮設トイレやスロープ、遠隔手話通訳専用タブレット等情報コミュニケーションツール等を整備し、それら避難所の情報を正確に提供されるようお願いしたい。

(回答)
①個別避難計画については、市町職員向け研修会の開催や、市町や関係者間で取組内容等を交換できる場を設けており、今年度中に全市町で計画が策定される目途がたっています。
今後は、計画に基づく訓練の実施事例などの横展開や、助言等を通じて、計画の実効性が確保できるよう市町を支援してまいります。

②福祉避難所については、各市町で実施いただくため、県では市町担当者向けの会議を開催し、福祉避難所の適切な運営や必要な設備や相談体制等の整備について情報共有の機会を設けているところです。
今後、避難所の情報について、各市町が避難所を開設された際にバリアフリー情報等も併せて公表されるよう働きかけてまいります。

要望3 障害者雇用の促進と労働環境の整備促進

(要望の具体例)
①企業に対するハード面の環境整備と障害者への理解促進に取り組まれたい

②重度障害者の雇用について、障害者の能力やスキルを発揮することで雇用につなげられるよう障害者と企業とのマッチングシステムを充実されたい

(回答)
①個別避難計画については、市町職員向け研修会の開催や、市町や関係者間で取組内容等を交換できる場を設けており、今年度中に全市町で計画が策定される目途がたっています。
今後は、計画に基づく訓練の実施事例などの横展開や、助言等を通じて、計画の実効性が確保できるよう市町を支援してまいります。

②福祉避難所については、各市町で実施いただくため、県では市町担当者向けの会議を開催し、福祉 避難所の適切な運営や必要な設備や相談体制等の整備について情報共有の機会を設けているところです。
今後、避難所の情報について、各市町が避難所を開設された際にバリアフリー情報等も併せて公表されるよう働きかけてまいります。

要望4 だれもが安心安全に暮らせるまちづくりと移動手段の確保

(要望の具体例)
①鉄道駅舎のホームに転落防止柵等の設置に対する県独自の支援(特に草津駅・南草津駅・彦根駅)

②交差点への音響式信号機や高度化PICSシステムの設置促進

③県立障害者福祉センターと最寄り駅(南草津駅)とのアクセス支援

④貸切りリフト付きバス等の導入に対する県独自の支援

(回答)
①鉄道駅のホーム転落防止については、国のバリアフリー化方針に基づき、内方線付き点状ブロックの整備等について、市町と連携して、鉄道事業者を積極的に支援しています。
なお、JR西日本は、2025年度以降に国の鉄道駅バリアフリー料金制度を活用し、琵琶湖線京都~野洲、湖西線山科~堅田において、ホーム柵やホーム転落時の列車接触事故防止センサーの設置により、安全性を向上する計画を発表しています。

②音響式信号機(視覚障害者用付加装置)及び歩行者等支援情報通信システム(高度化PICS)については、国のバリアフリー化方針に基づき、利用者の利便性や安全性を向上させるため、今後も必要性の高い場所を選定し、計画的な整備に取り組んでまいります。

③本県では、令和6年3月に、「誰もが、行きたいときに、行きたいところに移動ができる、持続可能な地域交通」を目指す姿と描く「滋賀地域交通ビジョン」を策定しています。  
今年度からは、ビジョンの実現に向けて、具体的な施策や施策実施に必要な財源のあり方について、県内6地域に設置したワークショップにおいて、高校生や障害者等を含む県民、交通事業者、市町の皆さまと一緒に考え、議論しているところです。

④貸切りリフト付きバス等の導入に対する補助については、国事業の実施状況や、いただいたご意見を踏まえ、県としてどういったことができるのか研究してまいります。

能登半島地震に対する支援金について

令和6年1月に発生した能登半島地震により被災された障害者への支援を目的に、支援金のご協力をお願いしておりましたが、支援金の募集終了に伴い、当協会での受付を令和7年2月末で終了いたしました。これまで、県内の各障害者団体や滋賀県立障害者福祉センター利用者等の多くの方々から、温かいご支援とご協力をいただき、ありがとうございました。  
皆様からいただいた支援金は、日本身体障害者団体連合会を通じ、全国から集まった支援金とともに被災された障害者団体へ送金されましたのでお知らせします。

県内の皆様からの支援金額 397,009円 (令和7年2月28日時点)

ご支援いただいた団体等 (順不同)

彦根市身体障害者更生会、長浜市身体障害者福祉協会、近江八幡市身体障害者厚生会、草津市身体 障害者更生会、守山市身体障害者連合会、栗東市身体障害者更生会、湖南市身体障害者更生会、甲賀 市身体障害者更生会、東近江市身体障害者厚生会、米原市障害者福祉協会、日野町身体障害者更生 会、多賀町身体障害者更生会、滋賀県脊髄損傷者協会、滋賀県中途失聴難聴者協会、日本オストミー 協会滋賀県支部、滋賀湖声会、滋賀県立障害者福祉センター利用者、滋賀県身体障害者福祉協会

2026年3月から 「ジパング倶楽部特別会員制度」の割引適用条件が変わります

2026年3月に「往復乗車券」「連続乗車券」が発売終了となることに伴い、下記のとおり切符の割引適用条件が変更されます。現在お手持ちの会員手帳は、そのままお使いになれます。変更日の詳細が決まりましたら、当協会ホームページでお知らせします。

【変更日】

2026年3月

【現在の割引適用条件】

JR線を片道・往復・連続で 201km以上ご利用の場合

【変更後の割引適用条件】

JR線を片道で101km以上ご利用の場合

心身障害者扶養共済制度のご案内

この制度は、障害のある方を扶養している保護者が、自らの生存中に毎月一定の掛金を納めることにより、保護者に万一(死亡・重度障害)のことがあったとき、障害のある方に終身一定額の年金を支給する制度です。
詳しくは、当協会までお問い合わせください。

「障害者扶養共済制度」の4つのメリット

毎月2万円の終身年金

保護者が死亡、または重度障害になったときに、障害のある方に毎月2万円が生涯にわたって支給されます。(2口加入の場合は4万円)

税制優遇

保護者が支払う掛金は所得控除の対象になるので、所得税・住民税の軽減につながります。

掛金が割安

制度の運営に関する事務経費などの「付加保険料」が必要ないため、掛金がやすくなっています。

公的制度だから安心

都道府県・指定都市が実施している任意加入の制度です。

事務局日誌(令和7年1月~3月)

月日/会議・行事内容
1月12日(日曜)/ 第4回青壮年部役員会
1月22日(水曜)/ 第5回三役会
1月26日(日曜)/ 第1回青壮年部幹部会
2月20日(木曜)/ 日身連シンポジウム(障害者権利条約統括所見)の視聴
2月22日(土曜)/ 第5回青壮年部役員会
3月 6日(木曜)/ 滋賀県立障害者福祉センター第三者委員会
3月 7日(金曜)/ 第6回三役会
2月18日(火曜)/ 第3回滋賀県障害者社会参加推進協議会
2月20日(木曜)/ 日身連シンポジウム(障害者権利条約統括所見)の視聴
2月22日(土曜) /第5回青壮年部役員会
3月 6日(木曜)/滋賀県立障害者福祉センター第三者委員会
3月 7日(金曜) /第6回三役会
3月19日(水曜)/第5回理事会、第2回評議員会

読者からの声!

●活動の様子が良く分かる記事で読みごたえがありました。(近江八幡市・男性)
●左右両方から読む広報誌はユニークですね。(草津市・女性)
●簡単トレーニングが今の私にピッタリ!肩の動きが広くなるよう頑張ります。(多賀町・女性)

編集後記

「滋賀県身協第148号」をお読みいただきありがとうございます。
さて、令和7年度がスタートしました。今年は、「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」が滋賀県で開催されます。1981年の開催以来、滋賀県では2度目の開催となります。
この大会を通して、障害の有無に関わらず、ひたむきに頑張る選手を応援し、お互いに交流を深めながら「共生社会」の実現に向けて一歩ずつ進んでいけるよう、私も全力で選手を応援したいと思います。(編集子)

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